院長あいさつ
小児歯科の専門医が
お子さまのお口の健康を
守ります
皆さま、初めまして。
このたびたむら小児歯科医院を開院させていただくことになりました、田村 翔悟と申します。
当院は地域のお子さまのお口の健康管理を任せていただく「こどものための歯科医院」として安心して通っていただけるように、お子さまと保護者さまのお話を丁寧に聞くこと、分かりやすいご説明をすることを徹底し、ご相談しながら治療計画を立てていきます。また、当院ではご家庭でのセルフケアをしっかりと行っていただくために、お子さま本人への歯磨き指導、保護者さまへの仕上げ磨きの指導に力を入れております。
お子さまのお口の成長や変化を、お子さまと保護者さまはもちろん、当院のスタッフ一同で見守り育てていきたいと考えております。お子さまのお口のことで、困っていることや気になることがございましたら、お気軽にご来院ください。
どうぞ宜しくお願いいたします。
院長
●経歴
- 2004年 土佐高等学校卒業
- 2011年 福岡歯科大学 歯学部卒業
- 2016年 福岡歯科大学大学院 歯学研究科歯学専攻博士課程(成育小児歯科学)修了
- 2016年 福岡歯科大学 小児歯科学 医局員
- 2017年 福岡歯科大学 小児歯科学 助教
- 2023年 福岡県内 小児歯科医院 非常勤
- 2024年 たむら小児歯科医院 開業
●資格・所属学会・受賞歴
- 日本歯科専門医機構認定 小児歯科専門医(専門医登録番号第1459号)
- 歯科医師臨床研修指導歯科医
- 日本小児歯科学会
- 2016年度 硬組織再生生物学会賞受賞
- 2018年 第59回韓国小児歯科学会優秀ポスター賞受賞
●論文業績
- Effects of fibrillin application on periodontal ligament regeneration in mouse model of tooth replantation.
Shougo Tamura, Kyoko Oka*, Satoshi Itaya, Michiko Kira-Tatsuoka, Masako Toda, Arisa Higa, Masao Ozaki.
Jornal of Hard Tissue Biology. 2016, 25:295-304 - Expressions of SMAD2/3 and Pp38 during palatal development.
Arisa Higa, *Kyoko Oka, Michiko Kira-Tatsuoka, Shougo Tamura, Satoshi Itaya, Masako Toda, Masao Ozaki, Yoshihiko Sawa
Journal of Hard Tissue Biology. 2016, 25(2):195-204 - Hertwig’s epithelial root sheath cells contribute to formation of periodontal ligament through epithelial-mesenchymal transition by TGF-β
Satoshi Itaya, Kyoko Oka*, Kayoko Ogata, Shougo Tamura, Michiko Kira-Tatsuoka, Naoki Fujiwara, Keishi Otsu, Eichi Tsuruga, Masao Ozaki, Hidemitsu Harada
Biomedical Research. 2017;38(1):61-69 - 歯原性腫瘍により埋伏した下顎第一大臼歯を萌出した2例
逢坂 洋輔,田村 翔悟,岡 暁子,立岡 迪子,戸田 雅子,加藤 陽子,吉田 一恵,平山 耕司,馬場 篤子,尾崎 正雄
小児歯科学雑誌、2016, 54(4):518-527 - CO₂ laser therapy accelerates the healing of ulcers in the oral mucosa by inducing the expressions of heat shock protein-70 and tenascin C.
Gang L, Oka K, Ohki S, Rikitake M, Itaya S, Tamura S, Toda-Nakamura M, Ogata K, Kira-Tatsuoka M, Ozaki M.
Histol Histopathol. 2019 Feb;34(2):175-189 - Transforming Growth Factor-Beta and Sonic Hedgehog Signaling in Palatal Epithelium Regulate Tenascin-C Expression in Palatal Mesenchyme During Soft Palate Development.
Ohki S, Oka K, Ogata K, Okuhara S, Rikitake M, Toda-Nakamura M, Tamura S, Ozaki M, Iseki S, Sakai T.
Front Physiol. 2020 Jun 4;11:532
●学会発表歴
- マウス臼歯再植モデルにおける歯根膜の組織学的解析
- DNA/プロタミン複合体を用いたマウス再植歯モデルの歯根膜修復過程
- 超高分子DNAスキャホールドの作成と骨形成能
- New Approach for the Tooth Replantation using DNA/Protamine Complex
- マウス外傷歯脱落モデルを用いた再植後歯根膜再生促進に関する研究
- Effects of fibrillin application on periodontal ligament regeneration in mouse model of tooth replantation
- 本学医科歯科総合病院小児歯科における歯の外傷の臨床統計
- 本学医科歯科総合病院小児歯科における上顎中切歯の外傷予後に関する臨床的統計
- 上顎中切歯外傷における処置とその予後に関する調査
など他多数を日本小児歯科学会、Korean Academy of Pediatric Dentistry、日本医科歯科学会等にて発表
診療案内
○小児歯科
子どものお口の中は、歯がない状態(無歯顎期)から乳歯列期、乳歯と永久歯が混在している状態(混合歯列期)、永久歯列期というように日々変化していくため、適切な時期に適切な予防処置やむし歯治療などの介入を行う必要があります。安全な歯科治療を行うために、体動が激しい場合や年齢によっては抑制下での治療が必要となります。抑制下での治療とならないように、お子さまへの説明やトレーニングを重ねますが、どうしても難しい場合は保護者さまの了承を頂いた上で、抑制下での治療を行います。
○小児矯正
乳歯と永久歯が混在している時期(混合歯列期)にアプローチする「I期治療」を行っております。具体的には、顎の発育を促すことで歯が並ぶスペースを獲得する、1~2歯反対に咬んでいる状態を改善する、永久歯が生えてこれない状態を改善するなどを行っていきます。また、舌や唇などお口周りの筋肉の強化とバランスを整える「MFTトレーニング」を行うことで、発音や摂食嚥下といったところへもアプローチを行います。
○予防・クリーニング
当院では、お子さま本人への歯磨き指導、保護者さまへの仕上げ磨きの指導に力を入れることで、小さいうちからのケアを習慣づけることを大切にしております。さらに、歯のエナメル質を強化する「フッ化物塗布」や歯の溝を埋める「シーラント」などの予防処置も併せて行うことで、むし歯予防をより効果的に行っていきます。これら予防処置を適切な時期に行うためにも、定期的な受診をお願いいたします。また、離乳食や間食の取り方、おやつの選び方など保護者さまのお悩みに寄り添いながら、お子さまの成長を見守り、健やかな健康をサポートします。
○キッズプログラム
当院では、歯を守るための「キッズプログラム」を成長に合わせてご用意しております。
食育については、0歳から育ち盛りの中学生になるまでフォローいたします。保護者の方とご一緒に成長を見守りながら、お子さまのお口の健康を維持してまいりますので、どのようなことでもご相談ください。